作品展示

令和2年11月10日~11月23日

『ギャラリーにて竃(かまど)や塗り板を展示しました』

場所:磐梯熱海温泉 ギャラリーカフェ杢

コロナウイルス感染の影響でイベントが出来ない中、感染予防対策をしながら何が出来るだろうと考え、左官の作品展示をギャラリーカフェで行いました。こちらのギャラリーカフェのオーナーは、左官職人の作品を沢山の方に知ってほしいという思いをお話ししましたら、快く引き受けてくださいました。

そして、ギャラリーカフェでは第二・第四水曜日に開催されている「手仕事・手芸教室」があります。その方たちに、職人が作った竃(かまど)でご飯を炊いて体験していただくことになりました。また、ギャラリーカフェ杢の経営者さんは、旅館も経営されており、宿泊者はコロナウイルス感染対策から一日一組ということで少人数のお客様でしたので、食事の際に職人が作った竃(かまど)でご飯を炊いて食べていただきました。

【三号炊き竃(かまど)】

ギャラリーカフェに作品を展示し、カフェの来客者、旅館の宿泊者に左官の仕上げを見てもらうことが出来ました。そして、左官職人の作品の竃(かまど)を見るだけでなく、実際にご飯を炊いて食べていただき、「固形燃料でご飯が炊ける本格的な竃(かまど)に驚きました」「炊いたご飯がとっても美味しかったです」「昔の家にあった土の竃(かまど)と同じですね」など、手仕事・手芸教室に参加の皆さん、旅館の宿泊者の皆さんから嬉しい感想をいただきました。

公益信託 大成建設自然・歴史環境基金助成事業

展示した竃(かまど)一合炊きの写真をご覧になり「左官職人さんが作った小さな竃(かまど)、とってもかわいいです、インテリアになりますね!」というご感想もいただいております。今後も、ギャラリースペースなどをお借りして作品を展示していきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

50年後100年後も歴史的建造物のある日本の文化的な風景を未来の子どもたちに残すために、左官の文化や左官の技術を後世に伝える活動をしています。

そして歴史的建造物の魅力と保存の重要性・左官職人の必要性を多くの方に知っていただき、塗り壁という日本の建築文化・生活文化の保存と普及につとめてまいります。

コメント

コメントする

目次