埼玉県入間郡三芳町にあります「旧島田邸」茅葺き屋根の改修工事を見て来ました。
屋根の上で、竹や銅線をつかいながら、細かい作業をされていました。
風が冷たく、下から屋根を見上げている私も、手が冷たくて仕方ないというのに、屋根の上で一日中作業をしている職人さんて凄いなと思いました。
職人さんがいるから、こうして日本の宝である文化的な建て物が保存されていくのだなと、有り難い気持ちになりました。
本当にありがとうございます!!
壁や土間はちらりとだけ見まして!
旧島田家住宅は、三富新田の歴史と文化の学習の場であり、人々の交流の場として活用することを目的に移築復元された古民家です。
江戸時代文化・文政期(1804~1829)に建築されたと考えられる茅葺屋根の民家住宅で、畑作新田として知られる三富の開拓が、さつまいもの導入により豊かになったことを証明してくれる大型の家屋です。近郷農民の子弟を集めて寺子屋を開設していた時期もあることから、町の教育の歴史も伝えてくれます。現在、「現代の寺子屋」としてさまざまな郷土学習教室を行っています。
旧島田家住宅【三芳町の観光】|埼玉県三芳町 (saitama-miyoshi.lg.jp)
島田邸を後にして、散策しながらタクシーを拾いましょうと、通りを歩いていると。
青い壁が目に飛び込んできました!
文化施設でもないのに、普通に通りに凄い壁があったものですから、驚いて、キョロキョロしました。
すると、そこはお芋のお店をされていて、敷地内に入ることができました。
お店で、お芋のお菓子を沢山買い、帰りに「青い壁、素晴らしいですね!」とお話ししましたら、「青い壁はラピスラズリを漆喰に練り込んで塗っているので、色が変わらず、建築当時のままなんですよ」と教えてくださいました。
築41年で、一度も壁に手を加えず、この綺麗な青を保っているラピスラズリ、凄いです!!
青い壁に感動した散策でした~